長唄協会 春季大演奏会終わる




 2月24日、国立大劇場で開催された長唄協会春季定期演奏会に於きまして、四世、五世の弥七が好きだった「四季山姥」を演奏致しました。弥寿治、弥佑も加わり、四挺四枚の舞台でしたが、協会の演奏会で初めて、全員で一つの曲を演奏しているという一体感を持つ事ができました。演奏中は「丁寧に」だけを心がける様努力致しましたが、多くの方から「運びが良かった」「音が良かった」「綺麗に流れていた」等のお褒めを頂きました。未熟ながらも思っていた事が伝わった様で、安心致しました。
 5月11日には、「第二回企画演奏会」が三越劇場にて開催されます。先日、委員の方から出演依頼がありました。二挺独吟で、長唄最古の曲と云われる「むけんの鐘」を演奏してほしいとの事。お唄は、杵家会顧問の稀音家義丸先生。久しぶりにご一緒させて頂きます。ワキ三味線は、この曲を何度か一緒に演奏して頂いている東音小島直文さんにお願いしました。「むけんの鐘」は、昨年の第一回伝承曲の会でも取り上げました様に、当流にとって大切な曲の一つでもあります。2月の山姥同様、丁寧な演奏を心がけたいと思っておりますので、ご声援宜しくお願い申し上げます。

杵家 弥七




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