平成26年度 徳島杵家会




徳島杵家会を終えて

 梅雨の時期の演奏会、雨になりませんようにと願っておりました。お陰様で天候にも恵まれ、無事三年に一度の徳島支部の演奏会を終える事が出来ました。又、遠くは県外からのご来場もあるとの事で、一層の緊張と、身の引きしまる一日でもありました。
 お家元先生、弥佑先生には、何度も足を運んでご指導下さいました事、御礼申し上げます。言われた事をすぐ理解出来るようになるには程遠い私ではありますが、一言一言がとても勉強になりました。
 初めて演奏会に出演させて頂いたのは、習い始めの頃で、合同曲「鶴亀」でした。大勢の中で右往左往するばかりで、先輩方の堂々とした演奏に、私はあんなこと絶対に無理、とても出来ないわと、他人事のように見ておりました。あれからあっという間に、三回目の演奏会を迎え、プレッシャーの中に座っておりました。又、今回唄では「竹生島」「靭猿」三味線では「四季山姥」と手に余る曲を頂きました。演奏会の日程と曲目が決まり、お稽古が始まった頃は、不安ばかりで、なげ出したくなる日々でした。それでもお稽古、合わせと練習を重ねるうちに、どの曲も、唄えば唄う程、弾けば弾く程に増々、曲の素晴らしさ、魅力に引き込まれ、先生の熱心なご指導にも助けられながら何とか本番を迎える事が出来ました。
 本番では、横にお家元先生、弥佑先生が座って下さっている事がすごく心強く、又お囃子の迫力ある音に感動しつつ、できはともかくとしまして、精一杯頑張れたかと、こんな機会を下さいました先生に感謝しております。
 何か趣味をと始めた長唄、三日坊主で、しかも仕事があるからお稽古出来ないなどと、言い訳ばかりの私を気長くご指導下さいました弥津穂先生、社中の皆様と末長く長唄を続けられたら、又、今以上の精進をと、心を新たにした演奏会でした。これからもよろしくご指導の程、お願い致します。

徳島支部 弥穗多佳




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