北海道支部設立25周年記念演奏会報告



初めて演奏会に参加して   

伊藤 ひろみ

長唄という物を知ってから、まだ2年を過ぎてませんが、この度の演奏会は、私にとって未知の世界に入り込んだ様で、とても貴重な経験でした。初めてお三味線を持った日から「演奏会に出てみましょう。」との誘いに、何も知らないとは恐ろしい事で、軽い気持ちで参加する事にしました。曲を覚える間も無く、初めて音合わせに参加した時は、何もできず周りの方々が心配して、いろいろ教えて頂いたのですが、ただ固まっているだけでした。そんな様子だったのですが、月に一度の音合わせは、皆で合わせる楽しさを知り、先輩方の経験を聞かせて頂いたりで、とても良い勉強になりました。そうこうしているうちに月日は、あっという間に来るもので、本番前日のリハーサル、程良い緊張感の中、操三番叟の第1声と共に、堅田喜三久先生の鼓の響を聞いた途端に、気持ちが鼓舞して来たのを覚えています。他の方々の演奏を舞台の袖や間近で見て聞いて感動した事や、最後の曲が終わる時は、少し寂しい気持ちにさえなり、自分の演奏は、さておき、とても楽しむ事が出来ました。
この日を迎えるにあたり、沢山の方々に助けて頂き、今、七美裕先生の下で、お稽古して頂ける事に心より感謝しています。
この感動と経験を元に、これからも、楽しみながら、お稽古を続けて行けたらと思います。

第一会員による「吉原雀」

全員による「娘七種」




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