長唄出張授業
東京農業大学第一高等学校中等部





 八月二十日、うだるような暑さの中、長唄・三味線の体験授業は行われました。東京農業大学第一高等学校中等部の二年生五クラス約一八〇名が出席し、それぞれ一時間ずつ授業を受けました。今までに三味線にさわったことがあると答えたのは、わずか五人。弾くのはおろか、見るのも初めてという子どもたちは、正座に苦労しながらも楽しんでいました。出席した子どもたちから次のような感想が寄せられました。

 三味線の糸の太さがそれぞれ違うというのは初めて知ったのでびっくりしました。「口三味線」の「チン」や「トン」など覚えるのがすごく大変で途中でごちゃごちゃになってしまいました。三味線を見ないで、前を見て弾くなんて、大変だと思いました。右手でばちを持って左手で三味線の持つ位置を変えるだけで、音が少し違うのはとても驚きました。弾いているうちに、左手がだんだん下にさがってきてしまって、左手が少し疲れてしまいました。長唄はとても唄いずらくて、今の歌とまったく違うものだったので、大変でした。
唄う速さが良く分からなくて、難しかったです。
三味線の体験は、とっても楽しかったです。
長唄も三味線もとても難しかったから出来る人はすごいなと思いました。

(二年女子)

 今回の三味線体験で僕は生れて初めて三味線に触れることが出来ました。思ったより重量感があり、位置を止めておくのが大変でした。それと3本の糸を使い様々な音色を出せる事を実際に体験して感じたことや杵家先生の解説が分かりやすかったこともあり、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、長唄も僕が日常で聞いている歌と違い深みがありました。今回は、時間を割いて教授して下さり有難うございました。

(二年男子)




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