平成27年度夏期講習会終わる




 私は毎年夏期講習に参加することにしています。猛暑の中、頑張っているのは甲子園の球児も同じ、いや、冷房のよく効いた快適な会館で家元先生や弥佑先生直々に有り難い講義が受けられるのですから、これを逃すのはモッタイナイというものです。ここ数年は講習参加者がとても少ないのです。来年は地方にお住まいの方もぜひいらしてください!十一月には稀音家義丸先生の講習会(唄)もありますよ。皆で参加して、技を盗みましょう。
 さて、夏期講習ですが、テテテンとスクイの基礎練習、道成寺の追廻し、皆でやると尚更気分が上がります。一体感が出てきます。自己流のバチの握り、構えの癖は早めに修正しないと後々大変な苦労をします(私、苦労しています)。演奏会で一人構えが変だと恥をかきますよね。他の流派の方がご覧になったらどう思われるか…。そして、大曲をこなすには正しい姿勢でないと終盤つらくなるでしょう。
 曲は竹生島と内裏雛を行いました。曲の誕生、作者、展開の妙などについて、お話を伺えば伺うほど、そのきらきらした世界観が眼前に広がります。「竹生島」。四世弥七師と弁天様の不思議な逸話。燃え盛る本能寺で信長の心中に去来したものは何であったのか。杵家派伝承曲「内裏雛」。私には初めて聴く曲でしたが、とても気に入りました。いつか舞台で弾きたいと思いました。
 長唄って名曲がまだまだたくさんあるんですね。先人に感謝。全部、自家薬籠中のものにしたいです。そのためには、さてとお稽古お稽古。

(N)




戻 る