「都一中先生講習会」





 連休明けの五月九日、都一中先生の講座にお伺い致しました。
 先生は、一中節の歴史や三味線の装飾奏法、唄についての型や発声、一中節での産み字の唄い方、テトラコルドなどの楽典の解説、また家元先生はじめたくさんの演奏家の方々とのエピソード等々、とてもたくさんのことをお話し下さいました。
「詐欺に遭わないようにするには価値のない人間になることです。」「卒業しなくてもいい大学生活というのはこんなにも楽しいものなのかと思いました。」
つい笑ってしまうお言葉も交えながら穏やかでいて気さくな語り口で、どのお話もとても楽しくあっという間の時間でした。
 そしてお話のあと、先生が一中節の演奏をなさいますと自然に場の空気が変わっていくようでした。
一中節はウチユビやスリなどの表現が多いそうで、そんな繊細な音に耳を傾けているうちそのまま惹き込まれていくよう、それでいてすんなりと心に染み込んでいくようで、とても穏やかなゆったりとした時間をいただけたような気が致しました。
同じ「三味線」という楽器でも、音色とともにその世界は無限に広がっているのだなあと今更ながらに実感致しました。
 貴重なお話と新鮮な驚き、そして豊かな時間をいただけてとても嬉しく存じました。ありがとうございました。

 教育委員会

 




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