喜三久先生講習会「鶴亀」





喜三久先生講習会に参加して

 今回は「鶴亀」。まず控えがあって、掛け声ヨォーが終わらないうちに「それ、せいようの〜」を、唄い出さなければいけない基本のおはなしから。
 この控えで曲が始まるのですが、喜三久先生のお話では、例えば「老松」ですと出だしの「ドツーン」を、軽くサラリと弾くか、重く立派に弾くか、昔と今、又は流派によって違いはありますが、お囃子は狙っているのですね。タテの責任重大!
 曲全体を通してお囃子のテンポに乗っかって弾く部分、お三味線のタテの掛け声で決める箇所など、相互関係で曲を選んで成り立っているのは大変勉強になりました。
 喜三久先生は随所に、ユーモアを交えて楽屋の裏話をお話下さり、とても楽しい2時間でした。ちなみに先生のお得意は、歴代諸先輩の方々の、舞台所作の物真似です(笑)

北海道支部 弥東美千




戻 る