第4回講習会「唄の基本2」終わる





連休も終わった五月九日、基礎講座(その二)「続・唄の基本」の講習会が開かれました。前回同様、広間は四十五名の出席者で一杯になりました。

教則本「長唄 唄のしおり」に従って、第五章の発音から順次最後の譜に書き込む印まで、弥佑先生がひとつひとつ丁寧に、解りやすく解説して下さいました。

私達が陥りやすい間違いを唄って比較されますと、余計その違いがはっきり致します。唄尻の種類と扱い方などは初めて学習するもので、これからのお稽古に大変役に立つ物でした。また、地合い、半地合いの区別など曖昧であったことがはっきりし、大変勉強になりました。ただ節にしても、現在の文化譜の節は杵家派の節ではないこと、「長唄 唄のしおり」に書かれていることが文化譜にはそのようになっていないとのことが残念でなりません。近々文化譜の改訂作業が再開するとのことで、一日も早い改訂版の出版が待たれます。

前回の報告にも申しましたが、何事も耳学問で身に付くわけはなく、常に心に止め、お稽古の中で繰り返し実践して行くことが第一歩だと思います。

アッという間の二時間でした。もう少し時間が欲しいと思ったのは私だけでしょうか。また何時か唄の基本の講習を企画する機会があればよいと思っています。

講習委員会 杵家 七万理




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