第5回講習会「三味線基礎講座」終わる





11月21日、三連休初日という日に拘わらず、41名の熱心な受講者の期待を集めて講習会は開かれました。

1時間ずつの2回に分け、前半は、「三味線基礎教本」に従い三味線という楽器のお講義から始まりました。三味線の部分の名称から、いくつの部分から成り立っているか(三つ折れのことではありません)、金ぼそ、銀ぼその考え方三味線屋さんから見た三味線の適切な立て方、折れ方、三味線屋さんの三味線の扱いと演奏する私達の扱いとの違い、糸を張る順番と根緒との関係、等々・・・「教本」に書かれてないこと、また書かれていてもスッと読んでしまえばそれなりのことでも改めてその意味、理由をうかがえばより印象深く納得すること多々でした。

休憩後は実際に三味線を持って弾く練習でした。それも3の開放弦だけ。ばちの当たり所、上げる高さ、手首の使い方、等、知っている事柄でも再確認。誰でも弾ける開放弦ですが、家元先生の「音に語らせる」というご自身の修行経験に基ずいたお話に道の遠さを思うばかりでした。

スクイ、ハジキまで予定されておられたようですが、時間がなくなりました。見本をお見せになっただけで、実際に弾いてみる時間はありませんでした。残念です。

日頃家元先生のご指導を受けておられる方々も、受けておられない方々も、三味線を弾くという何気ない日常に、家元先生の目という新しい見方を学んだのではないでしょうか。

講習委員会 杵家 七万理



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