清元三好太夫師講習会終わる





 普段、舞台での演奏しか耳にしない「清元」を身近で聞く機会を、という事で今回講習会が今回開催されました。
 歌舞伎の伴奏音楽として発展して来たのは長唄と同じですが、「語りもの」の代表格の浄瑠璃の一つです。私が特に興味を持ったのは、長唄でお馴染みの「吉原雀」を、長唄の中にある部分を清元で演奏して下さった事です。歌詞は同じなのですが、まるで違う世界の様に奥行を感じました。情景がありありと目に浮かぶのです。とても楽しいひとときでした。
 時々、歌舞伎の裏話等も面白く入れて下さって、先生のお人柄にひかれました。
 後半はお苦しみです。「保名」を皆でお稽古です。ご存知の様に、清元の特長である、急に高い音程からストーンと下げるワザは、四苦八苦です。何度も何度も熱心にご指導いただきました。難しいの一言です。
 もし機会があれば、ゆっくりと一曲通して目の前で演奏していただければ、と感じた一日でした。

弥佳清




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