家元・弥佑師講習会「勝三郎連獅子」終わる





初めての講習(勝連について)

 初めて家元と弥佑先生の講習(勝連)を受けさせて頂きました。
 私は地方(愛媛県松山市)に住んでいるので、あまり鳴り物の事も知らず、ただ、暗記だけして講習を受ければいいと思っていました。
 当日、それが如何に甘い事だったとつくづく思いしらされました。
 まず最初の連れの出だしと、鳴り物のかね合い、その説明を聞いているだけで「無理!」とこわくなりました。
 又家元は、「僕は曲を教えているのではなく、勝連を弾ける人に間を教えているんだよ」と言われ、ますます、身の縮む思いでした。
 すべてに意味があって(のり)と(しめ)があるので、意味がわからないと、家元ののりについていけないとも教わり、杵家は伝承を大切にすると何度も言われました。
 話はかわりますが、今、我が家の庭はおみなえしが美しく咲いています。
 先日、そのおみなえしへ、揚羽蝶が一匹とんできて、羽を震わせながら蜜をすっていました。おみなえしと揚羽蝶!
 まるで昔の日本映画をみている様なひとときでした。
 しばらくしてフワッと去って行きました。
 日本人は何百年も昔からこのような光景を見て感動してきたのだろうと思うと、家元の伝承という言葉の意味を改めてしみじみと考えさせられました。
 講習で教えていただいた事を思いながら、松山で基礎から稽古しています。勝連がなんとか皆様について弾ける様一人で泣いて笑ってがんばっています。
 皆様どうぞよろしく、お願いします。

松 山 弥代峰




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