佐吉先生「酔猩々」講習会終わる





 ゆったりとした春の海。酒好きの猩々(想像上の怪獣)と、それを捕らえようとする人々、その駆け引きが、何とも愉快な曲、謡曲「猩々」に由来し、大正十一年四代目杵屋佐吉作曲の『酔猩々』
 この度、七代目佐吉先生の講習会と伺い、社中五名出席いたしました。
 おもえば、初めて心をひかれたのは、平成四年の夏期講習会(講師・故七媼先生)を受講した時でした。ぜひ、社中で演奏したいと思いました。しかし文化譜には合方と低音がなかったので、譜を起こそうとしたのですが、あまりの難しさに、一時投げ出してしまいました。その後、社中の根気強い弥佑藤さんと共に苦心の末、完成いたし、曲がりなりにも平成七年(故弥登女師追悼会)と、平成十六年の支部演奏会に出曲いたしました。
 社中は、幸にも年代の幅があり、親・子猩々・人々と、それぞれの役割をもち、良い雰囲気で楽しかった事を、思い出しております。
 このように思い出の多い「酔猩々」を、作曲元の佐吉先生直々に、ご指導頂きました事を、、ほんとうにうれしく、光栄に思っております。

東北支部 弥登鈴




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