第3回「トークさろん」終わる





 ようやく春めいてきた三月十七日、「トークさろん」が七媼先生、かをる先生ほか三十六名の皆さんが集まって開かれました。稀音家義丸先生が「行ったことはありませんが」とおっしゃりながらまるでその目でご覧になったように新吉原へ行く道順、中の様子、長唄の歌詞に出てくる地名や用語、廓言葉、紋
日物日、遊女の位、遊廓で働く人々、ちょっとあぶない話、等々、家元先生も「僕も行ったことはないが」 の枕詞つきでお話に加わってくださいました。「すががき」が見世を開ける合図として演奏されたとのことで、家元先生が弥寿治さんをお相手に見事な「すががき」をご披露くださいました。「すががき」を弾くコツも伝授くださいましたが、弾けるようになるのには大変です。
 今回の題、「江戸時代における廓」は今までにない企画で、大変中味の濃いお話になりました。長唄を勉強している私達には土台になる知識で、二度と同様の企画は有り得ないように思います。

講習委員会 杵家 七万理




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