義丸先生講習会「唐女」





5月にしては肌寒い14日、義丸先生ご指導による「唐女」の講習会が開催されました。
この曲は杵家だけに伝わっている曲との事で、現在に至るまでの経緯を、時には家元先生もご一緒にお話下さいました。(長唄聞書58に掲載されています)
まず始めに先生方の演奏なさったテープを聞きながら、ここは「序」、「外記節」、「唐楽の手」等々、又言葉の意味は勿論の事、作曲者が初演の唄方に合わせて節付けしたであろう個所など、段切れまでこと細かく解説して下さいました。昨年の杵家会で初めて聞いた時には珍しい曲という印象のみでしたが、曲の流れや何を表現しているのかが朧げながら感じられ、身近になったような気が致しました。唄のお稽古は少しづつ分けて進められましたが、一日であげるという事で、休憩時間もそこそこに先を急ぎ、段切れまで行き着き一回通したところで、丁度時間となりました。「今日の処はデッサンの段階です、しっかり勉強して下さい」とのお言葉を頂きました。ちなみに今回の楽譜は、復活上演された家元先生の譜面で、ノリなど細かい書込みもそのままコピーしてあり、大変貴重な物を頂いたと思っております。
熱のこもったご指導を下さいまして、義丸先生、家元先生、本当に有難うございました。次回も皆様のご参加、お待ち申し上げます。

稀音家 義丸師

杵家 弥七師




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