稀音家義丸師講習会報告






 「鳥羽の恋塚」をお稽古していただきました。研精会では人気のある曲だそうですが、杵家会ではあまり演奏されていません。内容は、おどろおどろしいのですが、旋律はとても美しい曲です。
 半井桃水作詞、四世吉住小三郎作曲です。三下りの荻江節では少しめらして語り、唄い尻を下げて又その音から次の唄が始まるのが特長だそうです。又二上りの琴唄では、主人公が爪弾き乍ら唄うので、三味線方は掛声をしない方が良いとの事です。
 家元からは、踊りの地方の時は四拍子が入りますが、長唄の演奏会では大小又はお笛のみとのお話がありました。
 唄のご指導には体力がいると思いますが、先生は力一杯、お元気にお稽古して下さいました。先生から以前、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」との教えがありました。先生の通りに唄っているつもりでも「出来てない‼」と叱られるのは、やはり自分でやれている、と思っても出来ていないという事だと思います。何度も何度も聞いて身につけて、真似たいと思います。どうしてこの様に難しい長唄に挑戦しているのだろうと思いつつ頑張っています。これからもご指導よろしくお願い致します。

本部・弥佳清

 
 




戻 る