義丸先生講習会「長唄に於ける唄の定形」





稀音家義丸先生の講習会に参加して

 今年の義丸先生の講習会は、「長唄に於ける唄の定型について」のお話とお手本の演奏をして下さいました。先ず長唄の基本的な形である序(置)、破(出)、語り、クドキ、太鼓地、急(チラシ)、この中で最も重要なのは序である。序を重点的に考えることが大切で、常に序、破、急を考えてやること、次に、唄は早く出たら伸ばせばよいが、決まった手はそう云う事をしてはいけない。例えば「鼓唄」「ホソリ」「ブンヤ」「ノット」「オトシ」(豊後オトシ・河東オトシ・大オトシ・和オトシ)レイゼイ、半レイゼイ、アミド、船唄、浜唄、投ブシ、オンド等は所謂定型であるから、恥をかかない様によく覚えることとお話があり、家元の伴奏で唄って下さいました。鼓唄は能の曲舞から来ている事、又一番最初(宝暦五年)の鼓唄を唄って下さって大変興味深く拝聴しました。
 この頃は大分省略して居るのが多くなった。定形も流派によって、少しずつ違っているのでルールを守り、継承する事が大切と、お話がありました。
 義丸先生、お家元有難うございました、来年の講習会を、楽しみに致して居ります。

教育委員 杵家 弥佐敏




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